1.なぜ純正グリスカートリッジを使用しなければならないのか?

2.非純正グリスとの比較


1.純正グリスの開発経緯

射出成形機業界は17年前より油圧から高精度安定成形且つ省エネ性に優れた電動駆動成形機を日本の成形機メーカーは採用し生産致しました。成形機の内部構造は大きく変わり「高負荷用のボールねじ」を主とした構造に変化したことから、それに見合う高負荷用のグリス剤が必要不可欠となり、成形機メーカー様と要素部品メーカー様及びリューベにて「集中給脂装置で送れる高負荷用カートリッジグリスを開発させて頂きました。

純正グリスと、グリスシステムの組み合わせによるシステム評価テストを基に、確実な潤滑を行います。

 

 

成形機メーカー

  • 理想的な潤滑条件
  • 理想的な潤滑剤
  • メンテナンス
  • 適正潤滑量

リューベ

  • 様々な環境と条件について最適なシステムの評価・提案
  • グリス固化メカニズムの立証
  • 潤滑剤の流入性、付着性等の追求性能評価

機械部品メーカー

  • 様々な潤滑剤の協働開発
  • 理想的な潤滑剤の評価判断
  • 最適潤滑についての技術情報交換
  •      

2.非純正グリスとの比較

2-1. リューベオリジナルグリスについて(容器形状と残量率の比較)

純正カートリッジ 非純正カートリッジ
(容器形状)

(容器形状)

(容器形状) (容器形状)
使用済み (容器形状) (容器形状)
グリス残量 28ml 75ml
残量率 4.0% 10.5%

 

2-2.リューベオリジナルグリスについて(性能評価)

耐荷重性能

高速四球式耐荷重性能試験結果(N)

純正グリス 非純正品
高速四球式
耐荷重性能
N
LNL ASTM D2596 1236 1236
WL 3923 3089
LWI 650 589

耐摩耗性能

四球摩耗試験結果(75℃,40Kg,1200rpm,1h)





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